六丁の目の住みやすさ

六丁の目は仙台バイパスのさらに東側の郊外型の住宅街です。仙台東部の幹線道路「産業道路」が通っており、ロードサイド店舗もたくさんあり、人気のある街です。

交通量の多い道路や工業団地もあるエリアですが、選ばれている理由はどこにあるのでしょう？レポートしていきます。

六丁の目はこんなエリア

六丁の目は、仙台市の東部、仙台バイパスと仙台東部道路に挟まれたエリアです。エリアの中央を産業道路が抜けており、その直下に地下鉄東西線が通っています。エリアの中心には六丁の目駅があります。

産業道路は片側3車線の幹線道路で、仙台中心部から仙台バイパス・仙台東IC・仙台港を結んでいます。交通量は、平日休日問わず多いです。

地下鉄東西線開業以前は、隣接する卸町東・扇町の工業団地のベッドタウンの要素が強かったです。六丁の目駅ができてからは、中心部へのアクセスが飛躍的に改善されました。今は、中心部へ通勤する人の割合も増えてきました。

幹線道路と高速道路が近くにあり、道路のアクセス性が高いです。渋滞も少なく、車で通勤している人も多いです。そのため、平日は通勤しやすく、休日は車で買い物やレジャーといった、いいとこ取りの生活が楽しめます。

六丁の目エリアの住みやすさは？

車の使いやすさと居住環境と教育環境の良さが際立ちます。

公共交通　★★★★☆

地下鉄東西線の六丁の目駅が利用できます。平坦なエリアなので、自転車で駅まで行くのもいいです。

仙台駅までは乗り換えなし12分です。始発駅の一つ隣なので、朝ラッシュ時間帯でも、座れることが多いです。東西線は、南北線やJR線に比べて混雑も緩やかなので、少しゆとりがあります。

朝ラッシュ時間帯は5分毎、夕ラッシュは6分毎、日中は10分毎の運転で、使い勝手も文句なしです。

六丁の目発着の路線バスはなく、バスは使いにくいです。

車の使いやすさ　★★★★★

幅のある道が多く、車同士のすれ違いができないような細い道は皆無です。

店舗には基本的に無料駐車場が併設です。車で移動することを前提にしているエリアです。

東西方向に産業道路が通っており、仙台中心部や仙台東IC、仙台港まで1本でアクセスできます。南北方向に仙台バイパスと仙台東部道路が通っています。少し遠くに出かけるにも使いやすい道路が、すぐ近くにあります。

よく道路が整備されているエリアなので、渋滞もしにくく、車での移動も快適です。

駐車場付きの物件が多いので、月極駐車場もコインパーキングも少ないです。月極駐車場の相場は7,000円～10,000円です。

買い物利便性　★★★☆☆

スコアはそんなに高くないですが、車があれば便利に買い物できるエリアです。

産業道路沿いと六丁の目駅から南に延びる道路沿いは、店舗が豊富です。

飲食店では、マクドナルド・はま寿司・やよい軒をはじめ、チェーン店が多いです。スーパーは、スーパービッグやヨークベニマルがあります。車があれば、生協やヤマザワなども利用できます。しまむらやユニクロなどのカジュアルファッションもあります。その他、カワチ薬品やジェームス、ブックオフなど業態も多様で、どのお店も駐車場が完備です。

歩きや自転車でも利用できますが、車があるとさらに便利です。

駐車場付き店舗が多くて、買い物が便利なエリアとしては、長町なども比較対象です。

居住環境・治安　★★★★☆

工業団地や大型車の通る幹線道路があるので、そこを外せば居住環境は良好です。

ロードサイド店舗ばかりなので、繁華街はほとんどなく、夜になると人の往来は少ないエリアです。戸建てが多い住宅街になっているので、閑静で高い建物も少ないです。幹線道路を除いて交通量も少なく、ガヤガヤした場所は少ないです。

幹線道路に車が流れるので、生活道路は静かで安全なところが多いです。公園も随所にあり、子育てのストレスも少ないでしょう。

医療機関は、内科や歯科が複数あります。総合病院は東北医科薬科大学病院や仙台医療センターが最寄りです。

エリア内にサンピアの湯（日帰り入浴施設）もあり、頻繁に通っている人もいるようです。

教育環境　★★★★★

中学校の学区は要確認

小学校は、ほとんどの世帯が徒歩10分以内に入ります。七郷中が六丁の目エリアから少し離れるので、世帯によっては徒歩20分ほどになります。中学校の学区は考慮しておきましょう。

ちなみに、荒井小は周辺の人口が増えて作られた新しい学校です。

高校の通学は意外に便利

東西線を利用して、多くの高校に30分以内で通学できます。（以下、六丁の目駅から30分で到着できる学校）

六丁の目は郊外ではありますが、東西線を利用すれば意外と通学時間が短くできます。

学習塾は、個別指導がほとんどですが、エリア内に複数あります。

災害リスクの低さ　★★★☆☆

洪水ハザードの50cm未満に一部エリアが該当しています。

床上浸水履歴、床下浸水履歴が複数ありますが、周辺に比較すると件数は少ないです。仙台東部はもともと浸水しやすいエリアですが、六丁の目や荒井は比較的安全です。

東西線は天候や災害による運転見合わせが非常に少ない路線です。万が一、東西線が長時間動かない場合でも、南北線沿線やJR線沿線に比べれば、道路の渋滞は軽いです。車やタクシーでの帰宅も現実的です。

将来性　★★★☆☆

地下鉄開通で発展も、インパクトはいまひとつ

六丁の目駅周辺は、東西線の開通後、公示地価が50%ほど上昇しました。いくつかマンションの開発があり、小学校が新規に開校したり、スーパーが新規開業するなどの動きがありました。

一方で、隣駅の卸町のように、ショッピングモールや大規模マンションはなく、街並みは大きく変わっていません。

区画整理事業で工場が移転。跡地利用は？

現在、六丁の目駅西側（六丁の目元町）にある工業団地の移転事業が行われています。跡地利用については、ショッピングモールの誘致やマンション建設などの噂があります。しかし、近隣にイオンスタイル仙台卸町ができたばかりで、正直インパクトのある商業施設は望み薄かと思います。

この工場跡地がどう利用されるのかがポイントになりそうです。

宅地開発は今も続いている

実は六丁の目の発展を支えているのは、六丁の目エリアの南側の宅地開発の影響が大きいです。もともと田んぼだった土地を大規模に造成して、戸建ての新興住宅街が広がりました。こちらの開発もまだ続いているので、プラスに向かう要素は多いのかなと個人的には思っています。

六丁の目エリア内の物件の状況

分譲マンションは少なく、新築戸建てが多数

2024年12月現在、六丁の目駅北側で新築マンションが販売中です。

戸建てはときどき販売物件が出てきています。加えて、土地も複数出されており、選択肢は多いです。30坪以上の比較的余裕のある敷地ばかりですが、ここ数年でだいぶ高くなったなという印象もあります。

地下鉄開業から時間が経ち、開発もだいぶ進みました。駅周辺は残された土地が少なくなってきていて、郊外に広がる傾向にあります。駅近くで住居を構えたい方は、随時情報をチェックした方がよさそうです。

賃貸は、単身と3人家族向け

賃貸は、単身向け1K（30㎡前後）と2DK（50㎡前後）がほとんどです。70㎡（3LDK）以上の賃貸物件はほぼありません。家賃相場は、1Kの新築で7万円前後、築30年で4万円ほど。2DKでは、築20年7万円前後です。

単身者や夫婦2人のみ、お子さんが小さい世帯は、物件を見つけやすいでしょう。

家賃相場が近いエリアは、南北線の八乙女駅周辺や富沢駅周辺になります。

六丁の目の住みやすさ　まとめ

家を買う前に、家族で賃貸に住んで、そのまま近くで戸建てを買うというスタイルが取れるエリアです。一度住んだら、長く住むことができそうな場所が、六丁の目エリアです。

仙台の便利さを取りながら、人混みを避けて子育てができるでしょう。ぜひ一度、車で現地を見てみてください。

どこに相談すればいい？

不動産を借りたい方、買いたい方、次にやることは決まっていますか？

不動産の取引は、賃貸では数十万円。売買では物件価格の他に、数十万～数百万の費用が掛かってきます。

それにも関わらず、多くの方が不動産屋をじっくり選んでいません。家の近くにあったから、名前を聞いたことがあるから、など何となくで選んでいることも。

アットホームやスーモには物件の取扱い業者が記載されていますが、実は、その不動産屋以外でも物件をご案内することができます。

我々、けやきエステートは仙台が地元の不動産屋です。自社物件を持たないスタイルで、お客様のニーズに沿ったフラットなご提案を心がけております。

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気になる物件がある方、何から始めていいか不安な方、仙台のエリアについて知りたい方、お気軽にご相談ください。実際に物件が決まるまで、費用は一切いただきません。

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